韓国で死亡事故!? 携帯電話爆発事故
携帯電話爆発事故が伝えられたのは、2007年11月28日。現地からの報道によると、同日朝早く、韓国中部・忠清北道の採石場で、33歳の男性作業員が死亡しているのを同僚が発見した。胸ポケットに入っていた携帯電話の電池が爆発して、肺と心臓が損傷を受けたのが原因とみられた。
発見した同僚は「私がみつけた時、彼は地面に倒れていて、まだ携帯電話は燃えていた。火は自分が消した」と話したという。携帯に使われるリチウムイオンバッテリーはエネルギー量が大きく、過充電した場合や、内部がショート場合、発火・爆発することがある。実際に爆発事故は何度も起こっている。
救急で受け入れた医師は、取材に対して「溶けた携帯電話が胸のところに張り付いており、携帯電話の爆発以外に死亡の理由は考えられない」とコメント。携帯電話による死亡事故として世界中に伝えられた。携帯電話は韓国メーカーのものだったという。
ところが、翌日になって、話は一転する。調査が進むと、死亡した作業員には胸のほかにも不自然な損傷があり、警察が第一発見者の同僚を追及したところ、作業中に誤って重機でひいてしまったと認めたのだ。自分の過失を隠すため、携帯電話を“犯人”に仕立てようとしたのだった。
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